受付時間 午前9:00-13:00 /午後15:00-18:30
休診日:金曜日、土曜午後、日曜、祝日横浜市港北区篠原町3014-2 東急新横浜南ビルB1F
治療について
動物咬傷(どうぶつこうしょう)とは、動物にかまれて怪我をした傷のことで、その多くはイヌ・ネコによるものです。 動物の牙による傷は、鋭く深いものとなります。 そこから動物の口内に存在している菌が入り込むと、細菌感染症を引き起こします。 動物にかまれた場合は、傷口を十分な流水で洗ったあと、早急に医療機関を受診して下さい。
日本国内では、昭和31年を最後に発生がなく、現在狂犬病のない国とされています。(厚生労働省参照) 海外へ渡航する際はむやみに動物を触らないこと、狂犬病の流行国でイヌと接する機会がある場合は、渡航前に狂犬病ワクチンを接種するなどの注意が必要です。
動物に強く噛まれる・ひっかかれるなどの傷を受けた場合、注意したい感染症のひとつが「破傷風」です。 破傷風菌は土の中に存在しており、イヌやネコに限らず、ヘビ・モグラ・ハムスターなど、土に触れる可能性のある動物すべてに可能性があります。 破傷風の主な症状は、全身症状として筋肉のこわばり・呼吸困難・ひきつけ(けいれん)などが挙げられます。 発症した場合重症化することの多い感染症ですが、日本では幼少期のワクチン接種による予防効果が高いため、基本的に発症する可能性はほぼないとされています。 しかし、ワクチンの効果は年齢と共に弱まるため、症状や年齢に応じて治療時にワクチンを投与する場合があります。(その際のワクチンは保険適用となります)
ペット用のヘビであれば毒の心配はありませんが、野生のヘビの中には毒を持つものもいます。 毒を持つヘビに噛まれた場合は、まずは落ち着いて行動することが大切です。興奮したり走ったりして脈拍が早くなると、早く毒素が身体を回るためです。 傷口より心臓側を布などで縛り(布などがない場合は傷口を心臓より低い位置で固定し)慌てずに、速やかに医療機関を受診してください。
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