新横浜 篠原町の整形外科・リウマチ科・形成外科クリニック。JR新横浜駅「篠原口」より徒歩1分。日常生活やスポーツでのけが、慢性・急性の腰痛、肩の痛み、膝の痛みなど、ご相談下さい。

治療について

  1. ホーム
  2. 診療について
  3. 形成外科
  4. 動物咬傷(どうぶつこうしょう)

動物咬傷(どうぶつこうしょう)

動物咬傷(どうぶつこうしょう)とは、動物にかまれて怪我をした傷のことで、その多くはイヌ・ネコによるものです。
動物の牙による傷は、鋭く深いものとなります。
そこから動物の口内に存在している菌が入り込むと、細菌感染症を引き起こします。
動物にかまれた場合は、傷口を十分な流水で洗ったあと、早急に医療機関を受診して下さい。

犬と猫のイラスト犬と猫のイラスト

狂犬病について

日本国内では、昭和31年を最後に発生がなく、現在狂犬病のない国とされています。(厚生労働省参照)
海外へ渡航する際はむやみに動物を触らないこと、狂犬病の流行国でイヌと接する機会がある場合は、渡航前に狂犬病ワクチンを接種するなどの注意が必要です。

破傷風について

動物に強く噛まれる・ひっかかれるなどの傷を受けた場合、注意したい感染症のひとつが「破傷風」です。
破傷風菌は土の中に存在しており、イヌやネコに限らず、ヘビ・モグラ・ハムスターなど、土に触れる可能性のある動物すべてに可能性があります。
破傷風の主な症状は、全身症状として筋肉のこわばり・呼吸困難・ひきつけ(けいれん)などが挙げられます。
発症した場合重症化することの多い感染症ですが、日本では幼少期のワクチン接種による予防効果が高いため、基本的に発症する可能性はほぼないとされています。
しかし、ワクチンの効果は年齢と共に弱まるため、症状や年齢に応じて治療時にワクチンを投与する場合があります。(その際のワクチンは保険適用となります)

ヘビに噛まれた場合

ペット用のヘビであれば毒の心配はありませんが、野生のヘビの中には毒を持つものもいます。
毒を持つヘビに噛まれた場合は、まずは落ち着いて行動することが大切です。興奮したり走ったりして脈拍が早くなると、早く毒素が身体を回るためです。
傷口より心臓側を布などで縛り(布などがない場合は傷口を心臓より低い位置で固定し)慌てずに、速やかに医療機関を受診してください。

もどる

お問い合わせはこちらから 
※ご回答までにお時間を頂く場合がございます。なお、返信は診療時間内となります。