新横浜 篠原町の整形外科・リウマチ科・形成外科クリニック。JR新横浜駅「篠原口」より徒歩1分。日常生活やスポーツでのけが、慢性・急性の腰痛、肩の痛み、膝の痛みなど、ご相談下さい。

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ハイドロリリース(筋膜リリース)注射療法について

筋肉をおおう薄い膜(筋膜)が何らかの原因で炎症を起こし、筋肉の動きが悪くなったり、体を動かす時にその部分が引っ張られたときに痛みが起こります。

ハイドロリリース注射は、痛みの引き金となっている部位に存在する筋膜に注射し、筋膜の滑りを良くすることによって痛みを根本から取り除いていきます。
この注射の特徴として即効性があげられ、注射直後に痛みが劇的に少なくなります。

当院では超音波画像診断装置(エコー)で筋膜を確認しながらこの注射を行っております。

超音波画像診断で
超音波画像診断で筋肉や筋膜の状態を確認します

骨折治療の固定をしている様子
超音波画像で内部を確認しながら注射を行います

こんな方におすすめ

  • 今まで、痛み止めや湿布薬での効果がなかった
  • 寝違えやギックリ腰をはじめとする急性の筋肉痛に

筋膜について

筋膜と筋繊維

筋膜と筋繊維

ヒトの筋肉は筋膜という薄い膜で覆われています。
激しい運動や負担のかかる体勢を続けることにより、炎症や血行不良を来した結果、組織と筋膜の癒着が起こると言われています。筋膜が癒着することにより組織の柔軟性が低下し、筋膜全体の動きが悪くなることで、血管や神経、リンパ管などが圧迫され循環障害などが起こりやすくなります。

筋肉や筋膜に原因があり、骨や関節に明らかな異常が認められない場合、レントゲンでの診断は困難です。
超音波画像診断では、骨・軟骨はもちろん、靭帯、腱、筋肉、筋膜などの軟部組織の観察に非常に優れており、また超音波を用いるため身体に対する侵襲がありません。

ハイドロリリース注射における注意事項

  • 注射部位の痛み、腫れ、内出血をきたす事があります。またごく稀に、注射部位から感染し化膿する事があります。
  • 血液をサラサラにする薬を服用している方、出血傾向がある方は、注射後に出血や血腫をきたすリスクが高くなる場合があります。
    その場合、薬物療法や理学療法をお勧めする場合があります。
  • 保険診療で実施するにあたり、
    1.麻酔薬を使用する
    2.1度に複数の箇所へは注射出来ない
    3.毎日実施することは出来ず、次の注射まで間隔をあける必要がある
    等の制約があります。
  • 慢性的な肩こりや腰痛をお持ちの方は、生活習慣に起因することが多く、注射をしても痛みが再発してしまう事がよくあります。
    定期的な注射や、リハビリテーションを併用して行うことで効果を持続させることができます。
  • 他院での治療と併用する事も可能です。その場合、おかかりの治療担当者様へ当院で注射を受ける了承を得た上で受診して下さい。

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